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山下 充

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「公園」 ガッシュ、パステル・紙 F6号  
制作年:1956年

山下 充(やました・たかし)1926年~

静岡県生れ、1942年小堀進に学ぶ、1949年水彩連盟研究所に学ぶ、1951年野口弥太郎に師事、
1957年フランス、インド、香港、マカオに制作旅行、1964年渡仏、以後パリに住み制作活動、
1981年第5回長谷川仁記念賞、1989年第7回宮本三郎記念賞、1990年第2回川村賞、
2002年帰国、郷里静岡・日本平で制作活動、個展多数、在外作家として高い評価を得た、
池袋モンパルナス画家100選のNO.93に掲載されている。

山下は1964年に渡仏し2002年の帰国までの38年間、パリ、カンヌに暮らし制作活動を続けた。
具象描写を自由に崩し色彩を抑えていながら明るくのびのびとした表現が高く評価された。
作品は渡仏前、野口弥太郎に師事していた時代のもの。
人が憩う公園の息吹が感じられる。
(描かれた公園のドリス式噴水塔は名古屋・鶴舞公園と思われる。)


(所蔵参考資料)
山下充展・日動画廊図録(1977年)
第5回長谷川仁記念賞受賞記念、山下充展・日動画廊図録(1984年)
第7回宮本三郎記念賞、山下充展・朝日新聞社図録(1989年)


by art-tomnog2014 | 2014-04-01 18:07

西伊豆風景

武蔵野風景の絵画を蒐集し始めたのが20数年前。
悳俊彦(いさお・としひこ)の油彩画と岡本省吾(おかもと・しょうご)の銅版画が主な作品だ。
私の郷愁感をおもいきり誘うが今となっては消えゆく武蔵野風景、せめて絵画として残したいと願う。

かたや今も変わらず残るのが静岡・西伊豆風景だ。
鉄道がないのが幸いしてか乱開発されなかったのが救いである。
海、山が織りなす四季の彩り、くわえて富士山を眺望できる。
だからかつて多くの画家が西伊豆を描いた。
こちらは細君の故郷なので蒐集するきっかけとなった。
西伊豆の特徴がよく出ている古い作品がいくつかあるので紹介したい。
(戸田、土肥、宇久須、安良里、田子、仁科、松崎 雲見 あたり)



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「伊豆の富士」 油彩画・キャンバス SM号 
制作年:1936年

高岡徳太郎(たかおか・とくたろう)1902−1991年

大阪・堺生れ、天採学舎(松原三五郎)、本郷洋画研究所で学ぶ。
岡田三郎助に師事、1923年高島屋宣伝部入社、包装紙のバラを描く、
1924年小出楢重に師事、二科賞、1934~35年渡仏、
1936年二科会員、1955年鈴木信太郎等と一陽会を設立

高岡の戦前の作品はほとんど残っていないので小品だが希少である。
おそらく雲見あたりからの富士ではないだろうか。




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「早春の西伊豆」 油彩画・キャンバス F10号 
制作年:推定1940年代

野村光司(のむら・こうじ) 1896−1975年



福島県生れ、1922年東京大学農学部卒業、1924年ブラジル総領事館勤務、
帰国後一水会の中村啄二に師事、1947年一水会会員、1953年日展特選・朝倉賞(「店頭」)、
1960年一水会委員、1962年日展特選(「ある洋品店」)、1970年日展審査員、1971年日展会員

師である中村啄二が西伊豆・安良里風景を多く描いた。
野村のこの作品は国道沿いの丘から安良里港と網屋崎(灯台が見える)を描いたものと思う。




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「伊豆の漁村」 油彩画・キャンバス F6号 制作年:不詳

三上浩(みかみ・ひろし)1931−2006年


福岡県行橋市生れ、1951年福岡学芸大学卒業、1954年上京、大内田茂士に師事、
1965年示現会石川賞、1967年日展特選、1979年日展特選、
1991~98年日展審査員、1999年日展・文部大臣賞、示現会常務理事

この漁村は西伊豆なら戸田、安良里、田子あたりだが、画の様子から南伊豆とも思われる。



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「西伊豆富士」 油彩画・キャンバス F6号 制作年:不詳

秋保正三(あきほ・しょうぞう)1914−2002年

東京生れ、東京美術学校(岡田三郎助教室)、1967年二紀会理事、参与(二紀会創設者のひとり)
池袋モンパルナス画家

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「安良里」油彩画・キャンバス F3号 制作年:不詳

服部 保(はっとり・たもつ)1915−1997年

岐阜県可児郡御嵩町生れ、関西美術院、川端画学校本郷研究所
1958年渡欧、1960年一水会会員、同年退会、1964年中国へ、梅田画郎と高島屋で個展
1967年渡欧、以降各地にて個展、1975年渡欧、各地にて個展

賀茂村宇久須寄りの高台から安良里港を描いたもの。
建物の様子から1970~80年代の制作と思われる。





by art-tomnog2014 | 2014-04-01 17:12

平凡なサラリーマンが20数年かけて蒐集した絵画を紹介しています。

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